クラシックコンサート「ウィーンのトリオ」
日 時 | 2013年12月7日(土)16:00~ |
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会 場 | 京都コンピュータ学院京都駅前校 |
概 要 | 著名なヴァイオリニスト ダニエル・ゲーデ(元ウィーンフィルコンサートマスター,現ニュルンベルク音大教授)と,ウィーン・ピアノ五重奏団でお馴染みの陽子・フォゥグ(ピアノ),ヨァゲン・フォゥグ(チェロ,ウィーンフィル)の共演。 |
曲 目 |
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第6番 ト長調 KV.564 シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品99 |
出 演 |
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
1966年ハンブルクに生まれる。ヴァイオリンをトーマス・ブランディス(ベルリン),マックス・ロスタル(スイス),そしてアメリカではヨーゼフ・ジンゴールドに師事。数々の国際コンクールで受賞。カール・フレッシュコンクール(ロンドン),アーティスト・国際コンクール(ニューヨーク)受賞の後,1992年カーネギーホールデビュー。ソリストとして,フィルハモニアオーケストラ(ロンドン),ウィーン・フィル等と協演。室内楽奏者として,グートマン,ピーレス,トルテリェーとも共演。2003年まで,ゲーデトリオとして,後,セシルピアノトリオ,タームス四重奏団で活躍。ドイチェ クラモホン,ソニー等々からCDがリリースされる。TV出演は,ドイツ,ウィーン,そしてNHK。2002年,フランスの「ディアパソン金賞」受賞。1994年~2000年ウィーン・フィルコンサートマスター。2000年10月から,ニュルンベルク音大教授。 陽子・フォゥグ(ピアノ)
東京生まれ。野田量子,豊増昇の両氏に師事,洗足学園高等学校及び同短期大学音楽科で石川洋子,小林仁ら諸氏のもとでピアノを学ぶ。1968年にウィーン音楽大学に留学しJ・ディッヒラー教授に学び,同音大に在学中の1969年にウィーンのロンプロ・シュデバノフ・ピアノコンクールで第一位を獲得。1972年同音大を最優秀の成績で卒業,ヨーロッパ全土と日本で演奏活動を開始。1974年フランスのコルマールで行われた国際室内楽コンクールピアノ・トリオ部門で夫のヨァゲン・フォゥグとともに第一位を獲得した。陽子・フォゥグとヨァゲン・フォゥグは1985年にウィーン・フィルのメンバーと「ウィーン・ピアノ五重奏団」を結成し,日本へも20回を超える演奏旅行を実施,各地で大変好評となっており,毎年の日本公演を心待ちにしているファンも多い。1998年デンマークにてブラームスおよびモーツァルトの「ピアノ四重奏」をCDに録音,パラオ社から出版された。2000年の秋に京都相国寺法堂において,クラリネット奏者のペーター・シュミードル,チェロのヨァゲン・フォゥグと共にピアノ三重奏曲(ベートーヴェン,ブラームス)をCD収録。大きな反響を呼ぶ。また,ウィーン・ピアノ五重奏団として,カメラータトウキョウからCDがリリースされているが,フンメル,リース,ノヴァコフスキーのいずれも,世界初録音が含まれ,大変好評であるとともに,後世に残る作品を作っている。 ヨァゲン・フォゥグ(チェロ)
コペンハーゲンに生まれる。 1968年にデンマーク王立音楽院を優秀な成績で卒業。その後イタリアのシエナでアンドレ・ナヴァラ教授のマスター・コースに参加の後,ウィーン国立音大で,ウラディミール・オルロフ教授のもと研譜を積む。1972年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者となり,ヨーロッパ全土と日本で演奏活動を開始した。1974年フランスのコルマールで行われた国際室内楽コンクールピアノ・トリオ部門では夫人の浦田陽子とともに第一位を獲得した。これまでにザイフェルト弦楽四重奏団,ウィーン・弦楽ゾリスデンのメンバーとしても活躍し,ウィーン・ピアノ五重奏団の主宰者でもある。 |
定 員 | 先着200名 |
参加費 | 無料 |
当日の様子
柔らかな調べがホールを包み込んだKCGグループ創立50周年記念クラシックコンサート「ウィーンのトリオ」
KCGグループ創立50周年を記念したクラシックコンサート「ウィーンのトリオ」が12月7日,KCG京都駅前校コンサートホールで開かれました。ヴァイオリニストで元ウィーン・フィルコンサートマスターのダニエル・ゲーテ氏(ニュルンベルク音楽大学教授),ピアニストでウィーン・ピアノ五重奏で知られる陽子・フォゥグ氏,チェリストでウィーン・フィル所属のヨァゲン・フォゥグ氏の3名が,ピアノ三重奏を奏で,訪れた多くの一般の方々や学生たちを魅了しました。
演奏したのは,モーツァルトの「ピアノ三重奏曲第6番ト長調KV.564」とシューベルトの「ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品99」。柔らかな調べがホールを包み込み,訪れた人からは大きな拍手が沸き起こり,アンコールを求めました。