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13:30 第1部 15:30 第2部
記念特別講演
リニアピクセル・シャッフリング
−最新イメージ処理技術の動向−


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Peter G. Anderson, Ph.D
ピーター G アンダーソン Ph.D(理学博士)
○ロチェスター工科大学(RIT)コンピュータサイエンス学科 大学院課程 教授
○大学院課程主任
○担当教科:ニューラル・ネットワーク,遺伝的アルゴリズム
      コンピュータ・グラフィックス,情報理論,修士課程セミナー
○RITイメージング・サイエンス・センター兼任教授
○現在,ディジタル・ハーフトーンニング及び文字認識の研究に携わる
○数学のバックグラウンドによりLinear Pixel Shuffling理論を開発
経歴
○数学(代数トポロジー)専攻
○Seton Hall大学,New Jersey工科大学,Princeton大学にて教鞭をとる
○RCAコンピュータ事業部勤務
○RIT研究所,Kodak,Xerox,RCAのコンサルタント


<講演のあらまし>「リニアピクセル・シャッフリング」とは?

リニアピクセル・シャッフリング(LPS)は元々画像処理技術として開発されました。これは画像処理において,画像上のピクセル座標の「並び」を単純に,線形に,そして均一に生成する技術です。LPSはラスターピクセル「並び」とは対照的に,ピクセル座標を画像全体に渡り拡散させるので,初期段階の離散的な生成「並び」においても,LPSによるピクセル座標「並び」は画像全体を均一に代表するものになります。また,LPSは線形法則を用いるので,非常に少ない計算で実現できます。我々は今までに様々な分野におけるLPSの応用を発見しました。非常に有益なものとしては,コンピュータ画面上に画像を表示する際に混合法として応用するものです。この方法だと,画像を見ようとしているコンピュータ・ユーザがどのような画像かを認識するのに非常に短時間ですむというものです。たとえば,画像が完全に表示されるまで待たなくても,途中までの段階で画像を認識できるので,気に入らなければ次の画像を表示させればいいし,気に入れば画像が完全に表示されるまで待てばよいということができます。これは特にインターネットへの応用に有効です。他の応用としては,ディジタル・ハーフトーンニング,モンテカルロ法,ホウ変換,空間探索,ニューラル・ネットワークの重みの初期化などです。

【メイン会場】
京都コンピュータ学院京都駅前校
【問合せ先】
京都コンピュータ学院創立35周年事業部
〒606−8225
京都市左京区百万遍上ル
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メールでのお問合せは広報部まで


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